現在形の力:学校や職場のこと
今日は現在形について少しお話します。
現在形は文字通り「現在」のことを表すというものですが、多くの場合「現在の習慣」を表します。
例えばよく
「私は〇〇高校の生徒です」「〇〇大学卒です」という話をする時、
I’m a student at ・・・
と切り出す方が非常に多いです。
文法的にはOKですが、会話ではもっとシンプルに言うことも多いです。
では、どのように表現すればよいのでしょうか。
通常は例えば「緑高校」に通っているとすると
(〇)I go to Midori high school.
と言います。
これは自分が毎日通っている学校=毎日学校に通うという「習慣」があるからです。
もし「ABC社」に勤めているのであれば
I work at ABC.
(I work for ABCでも可。work for / work atは意味的にはとても近いです。atは働く場所にフォーカスし、forはそこで働いていること=従業員ということにフォーカスしています))
やはり現在形で表します。
逆にもしこれを日本語を忠実に英訳して
「私は緑高校に行っています。」→ I’m going to Midori high school.
とやってしまうと、
「私は今、緑高校に通っているんですが…」
のような意味合いになり、その先の展開をネイティヴは期待します。
例えば
I’m going to Midori high school, but I’m moving to USA next month.
(今は緑高校に通っていますが、来月アメリカに引っ越す予定です)
のような感じです。
ですので、その先に話が続き、違った展開になるのなら話は別ですが、普通に生徒として通っているのであれば
I go to Midori hich school.
というのがいいでしょう。
卒業した場合、母校の事を話す時も、学校で習う
graduate from ~ ~を卒業する
という熟語を使って
I graduated from Midori high school.
と言いがちですが(これはこれであっていますが)
口語、英会話では
I went to Midori high.
というのが普通です。
※会話の中で学校の事を話しているのがお互いにわかっていれば通常、
high school は high
Junior high school は junior high
と省略するのが普通です。
是非、自己紹介などの時に使ってみましょう!(^^)
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