aがanにならない時。意外な落とし穴。
みなさん、こんにちは。
英語講師の謝花(じゃはな)です。(^^)
高校受験のために勉強しているみんなへ文法の講義をしたいと思います。
今日は a / an について。
いわゆる「冠詞」と呼ばれるものですが。
ほとんどの中学では1年生の時に「a の後にくる単語の最初の文字が母音=a,i,u,e,oの場合、a は anになります。」
と習います。
ところがその後、次から次へと例外が出てきます。
中古車= a used car
大学 = a university
などなど。
これは教師の教え漏れですね。
a が an になるのは母音の文字が来るときではなく、文字通り「音」が来るときです。
a,i,u,e,o の音が最初に来る単語が次にある時、a は an になります。
例えば「1時間」は
an hour
といいますよね。これは次の最初の単語はhour,文字はhが来ていますが、「アウアー」という母音の最初の音が来ているので an になるわけです。
逆もまた然り。
a used car
a university
これらは次の単語の最初の文字は u ですが、「ユ」と発音するので、母音の音ではない。よってa のままになります。
入試問題でも時々、顔を出します。
見てみましょう。
では受験の文法問題でよく顔を出すこれはどうでしょう。
He is such ( )( )boy that he never tells a lie.
「彼はとても正直な男の子なので、決してウソを言わない。」
うそをつく = tell a lie
も重要表現です。
( )に入るのは何でしょうか。
正解は
an honest です。
He is such an honest boy …
となります。
honest 「正直な」という単語は「オネスト」と発音するので、最初の音が母音であり、前につく a は anになります。
覚えておきましょう。
他にもよく出るものとしては
a UFO
a useful tool
a European culture
なども an ではなくて a のままなのでご注意を(^^)
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