よく間違ってしまう英会話(買い物編)
私が教えている英会話クラスでは時々「目からウロコシリーズ」というコーナーを設けています。
英語で言えば”eye opening”なコーナーというところでしょうか。
①このサイトの「英会話のスパイス」ではシンプルで誰でも知っているけれどなかなか言えない
②多くの人が勘違いをしている
という点に焦点をあてながらみなさんの英会話がピリッとしまるような、そんな「英会話のスパイス」をお伝えしたいと思います。
是非、文を目で追いながら自分自身でもどう表現するか、頭の中で考えてみて下さいね。
きっと会話力がアップするきっかけとなりますよ(^^)
今日はそんな英会話のスパイスの第1回です。
まず英語で「買い物に行く」という表現を考えてみましょう。
そうですね、場所はとりあえず「新宿」あたりにしましょうか。
では、「新宿に買い物に行く」という文を作ってみて下さい。
一度、頭の中でちゃんと作ってみて下さいね。
主語はつけてもいいですが、特に今回は必要ないので
go
から始めてしまって構いません。
では、・・・どうでしょう。
では、解説です。
日本で英語を中・高校と学んだ人は(私もそうですが)
“go”を言うと”to”を言いたくなるんですよね。
たしかに
“I go to school.”
などという文から習っていきますし。
しかし「買い物に行く」は
(×)go to shopping
とは言わず
(〇)go shopping
と言います。
ここができていれば第一関門突破です。
では次の関門。
「新宿に」
の部分ですが
go shopping to Shinjuku.
とする人が多くいます。
ここでもgoとtoのセットの呪縛(?)が出てきていますね。(^^;)
ちなみにこの英文は文法的にはあっています。
ただし意味が違ってしまいます。
toは「~へ」という意味なんですね。基本的に。
I go to school. 学校「に」行く
です。
よって
go shopping to Shinjuku.
は「新宿へ(まで)買い物をする」=「新宿まで買い物をしながら行く」という意味になります。
途中の八王子、立川、吉祥寺、中野で買い物をしますが、肝心の新宿では買い物をするかどうかわかりません。というかむしろ多分しません。
ここでそもそも言いたいのは「新宿に行ってそこで買い物をする」という意味ですから、正しくは
go shopping in Shinjuku.
となります。
意外に多い間違いですので、気をつけてくださいね。(^^)
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