前置詞の使い方英文法:look forward toの後はなぜingか
「”to”の後は動詞の原形が来ます。」
中学で不定詞を習った時にそう習いました。
例えば、「私は宿題をしに図書館に行きます」であれば
I’m going to the library to do my homework.
みたいな感じですね。
ところがしばらくしてから熟語で
look forward to ~ing 「~するのを楽しみにする」
というのが登場し、この場合はtoの後が動詞の原形ではなく~ing形になったりするわけです。
I’m looking forward to working with you.
みたいな感じですね。
「この熟語の時はtoの後ろはingになるんだよ。」と強引に暗記させようとする教師も中にはいますが。
ここで高校受験、大学受験、TOEICすべてに当てはまる大事な文法を一言で紹介します。
大事な原則の1つ、それは
◇英語は前置詞の後は名詞しか来ない◇
という事です。
名詞というか名詞句(名詞のかたまり。形容詞+名詞とか)ですね。
例えば
be good at~ (~が上手である)
であれば
Takuya is good at basketball. 「タクヤはバスケが上手だ」
となるわけですね。atが前置詞で、その後ろのbasketballが名詞です。
前置詞の後ろに動詞が来る時は、それでも「名詞」でないといけないというルールがあるので動詞を一時的に名詞に変える→『動名詞』(動詞+ingの形)に変えます。
Thank you for coming today. 「今日は来てくれてありがとう」
などもそうですね。
前置詞forの後に動詞のcomeが来ているので、ingをつけてcoming(動名詞)に変えています。
そう、もう気づいた方も多いかと思いますが、
I’m looking forward to working with you.
のtoは「不定詞」ではなく「前置詞」なんです。
だから前置詞toの後ろなので、動詞は来られず、動名詞にしないといけない。
→よって動詞にingがつく、というわけですね。
これは様々な場面で使える知識ですから、しっかりと覚えておきましょう。
◇英語は前置詞の後は名詞しか来ない◇
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