leaveやleftの持つ意味をいろいろと。受験にも会話にも。
今日はleaveという単語について語りたいと思います。
受験でも会話でもよく出てくるこの単語。
ここだけ押さえておけば大丈夫というポイントと共にお伝えします。
では、Here we go!!
①受験や英文法上での注意点
②日常会話でよく使うケース
①受験や英文法上での注意点:leave
leaveの過去・過去分詞は
left(レフト)
です。
「左」を意味するleft(レフト)とまったく同じ単語です。
「去る、出発する」という意味が一番有名ですが、この単語を使う際には直後に「いなくなる場所」を置きます。
例:I leave Tokyo.
ですと「私は東京を去ります」→東京からいなくなります。
過去形で
I left Tokyo. (東京から発ちました)
と使う機会も多いです。
しかし
leave for ~
と、後ろにforがつくと「~へ向けて出発する」という目的地目線に変わります。
例:I left for Osaka. (大阪に向けて出発しました)
という具合です。
I left Tokyo. 「東京を出発しました。」
I left for Tokyo. 「東京に向けて出発しました。」
では、この場合ではどうでしょう。
◇I left Tokyo for Osaka.
…!? と、あせる必要はありません。ルールは
「leaveのすぐ後にいなくなる場所が来る」
でしたね。
ですので、この場合は東京からいなくなります。
I left Tokyo for Osaka.
「東京を発って大阪に向かいました。」
という意味になります。なんというか、合わせ技(?)です。(^^;)
では、次に英会話上での使用法です。
②日常会話で使うケース
先ほどまでの「出発する、いなくなる」という意味でも良く使うのですが、ここではそれ以外によく使うケースを紹介します。
あくまで「去る、出発する」の他にも「残す、残る、そのままにしておく」という意味があります。
ところでleaveが「去る、いなくなる」の意味だとしたら、あのかつらや育毛で有名な「リーブ21」。
TVのCMでも「リ~ブ21♪」という聞きなれたフレーズがあります。
かつらや育毛なのに「リーブ」で「なくなったら」困るのでは…?
そもそも髪が頭から去ってしまっては本末転倒というか矛盾しているのでは…?
と勝手に余計な心配をしてしまいました。
しかし念のためにその由来を調べてみると
「リーブはrevive(復活する)という単語が由来の造語で”Reve”というスペル」
という事が判明。
ε-(´∀`*)ホッ よかった、よかった。
閑話休題。
会話で使われるleaveの他の意味⇒「残す、残る、そのままにしておく」の例を確認していきましょう。
You left your smartphone on the table.
「スマホ、机に置き忘れてる(た)よ。」
Who left the tap running?
「水道を出しっぱなしにしたのは誰?」
I just had some leftovers.
「ちょっと残り物を食べただけだよ。」→朝ご飯、何食べた?とか聞かれた時に。
leftover (残り物)
という意味です。
他にも
We have 20 minites left.
「残り20分だ。」
という具合にも使います。
声に出してしっかり練習しましょうね。(^^)
英語学習・勉強法の総合サイト「J-Eigo:みんなのらくらく英語塾」