自己紹介か、事故紹介か(名前について)
みなさん、こんにちは。
英語講師の謝花(じゃはな)です。(^^)
最初ということもあり、今日から何回かは英語の自己紹介について授業したいと思います。
「自己紹介くらいは何となくできるよ。」と思うかもしれませんが、「なんとなく」ではなく「しっかり」できるようにしましょう。
大丈夫、一度ポイントを押さえれば後は反復練習、繰り返し練習するだけですから。
ちなみに日本人のよくやる英語の自己(事故?)紹介はこんな感じでしょうか。
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
My name is Kumi.
I’m 25 years old.
I’m from Tokyo.
I have five members in my family.
My father, my mother, one older brother, one younger sister, and me.
My hobby is playing basketball.
That’s it.
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
ちなみに文法はOKです。
しかし、ネイティブはこうは言わないはずなんですね。
これのどこが事故紹介なのはこれからの解説で分かってくると思いますが(こういう英語の自己紹介は各地でよく聞きますし)とりあえず今回はまず、「名前」について授業したいと思います。(^^)
◆名前◆
自分の名前を言うのは
I’m ~.
または
My name is ~.
で表します。
よく英会話本などを見ますと、
“My name is ~.”は丁寧な表現。一方、”I’m ~.”はもう少しカジュアルな表現。
などと書いてあるものがありますが、その説明は大体あっています。
学校ではグループワークでのグループ内での自己紹介、プレゼンテーション内での自己紹介など若干改まった場では
My name is ~.
を使いますが、普段は
I’m ~.
をよく使います。どちらの方が多く使われていますか、という事でしたら圧倒的にI’m ~.の方ですね。
◇相手に呼び名を提供して覚えてもらう◇
日本人の名前は時に英語圏内の人には覚えにくいものです。
健(Ken)
純(Jun)
などであればまだしも、基本的に日本語を勉強したことのない海外のネイティヴスピーカーはローマ字が読めませんから、例えこちらが
Ryu(りゅう)
Hayate(はやて)
など書いたとしても
Ryu →「ライウ―」(雷雨?)
Hayate →「ヘイヤッティー」
などと発音されてしまうのです。
それであればこちらから呼び名を提供してあげた方がやりとりもスムーズです。
例えば
健一(けんいち) → Ken(ケン)
恵美(めぐみ) → Meg(メグ)]
のように省略にするもの。
または日本以外のアジア人は「English Name(英語での呼び名)」を持っている人が結構いまして、四角い眼鏡顔で明らかにアジア人!という人が
“Hi! I’m Kevin!”
などという場面が多々、見られます。(^^;)
それも生きる知恵ですね。
呼び方を提供する場合は
“I’m Megumi, but you can call me Meg.”
のように言えば大丈夫です。
実はこれ…欧米の人が日本でやって失敗?するパターンも。
日本に来た留学生が欧米の名前は日本人にとって呼びにくいだろうから、自分の呼び名を提供した結果、
“Hi, I’m Sally. You can call me Sal.”
「やあ、私はサリーよ。サル(猿)って呼んでね。」🐒
“Hi, I’m Deborah. You can call me Deb.”
「私はデボラ。デブって呼んでね。」
なんていういじめの元にもなり得る会話が誕生します。(^^;)
閑話休題。
それでは、自分の名前を入れて発声してみましょう。
“I’m _________, but you can call me __________.”
Good job!!
次回は「出身」についての授業です!
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