could とwas able toの違いとは
入試の時期です。
まだテストが残っている人は最後まで頑張ってくださいね。
入試は entrance exam と言われることが多いですが。
では英語で「入試に合格した」というのは英語でどう表現すればいいでしょうか。
① He could pass the entrance exam.
② He was able to pass the entrance exam.
私の経験から、「できた」という言葉を英語で発する際、ほとんどの日本人は
could
を使います。だってそう習いましたからね。
これはこれで間違いではないのですが、しっかりとした会話をするためにも、今回はcouldとwas able to の違いについてお話したいと思います。(^^)
まずは正解からですが、先ほどの文章は
(〇)He was able to pass the entrance exam.
の方が正しいです。
以下、could と was able to の違いです。
(1)could
・「過去のある時点でできた → 過去の能力」ことを表します。
He could play the piano when he was little.
(彼は小さかった頃、ピアノを弾けた)
こういう時にはcouldを使います。
あとは知覚動詞(see, hear, smell, taste, feelなど)を伴う場合ですね。
We could see the beautiful ocean from our hotel.
(ホテルからきれいな海が見えた)
No one could hear what the teacher said.
(先生の言ったことは誰にも聞こえなかった)
(2)was able to
・「特定の状況」「一度きりの『できた』」に使います。
I was able to pass the entrance exam.
We were able to solve that problem.
のような感じです。
ちなみに否定の場合は両場面ともcouldn’tが使えますので、そちらは統一で。
まずは「一度きりできたのwas able to」と覚えるところからやっていきましょう。
ちなみに例文としては挙げましたが、今回のような場面ですと(口語ですと)
He passed!
He passed the test!
などというのが自然かと思います。
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